
Concept
住宅街の角地に、ぽつりと佇む白い箱。
華美な装飾を削ぎ落とし、必要なものだけを残した。
夜、内側からこぼれる光が、街にやわらかな表情を添える。
余計なものを持たないからこそ、
暮らしそのものが、いちばんの主役になる家。

大きく取られたリビングは、あえて家具を絞り込む。空間に余白を残すことで、家族それぞれの居場所が自然と生まれる。炭と換気がもたらす澄んだ空気が、その時間をさらに心地よくする。

大開口の窓は、室内とテラスの境界をゆるやかに溶かす。北海道の四季の移ろいを、暮らしのなかに招き入れる装置。光と風が、家の奥までゆきわたる。

無垢の木床は、歳月とともに味わいを深めていく。完成した瞬間が頂点ではなく、住むほどに愛着が増す素材を選ぶ。それが、長く暮らす家のための選択。
Gallery





Data
| 所在地 | 北海道札幌市白石区 |
|---|---|
| 竣工 | 2025年 |
| 構造 | 木造2階建て |
| 延床面積 | 112.5㎡(34.0坪) |
| 家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
| 工法 | 炭と換気の特許工法(Carbon Air Clean System) |